肩・肘関節専門外来

医師紹介

医学博士 広沢 直也

略歴

  • 2008年 千葉大学医学部卒業
  • 2008〜2018年 千葉大学附属病院、千葉大学関連病院勤務
  • 2018〜2020年 カリフォルニア大学サンディエゴ校 留学
  • 2020〜2022年 千葉大学整形外科 特任助教
  • 2020年〜 流山中央病院 肩・肘関節センター長

専門医資格

  • 日本整形外科学会認定 整形外科専門医
  • 日本手外科学会認定 手外科専門医 千葉大学肩関節グループ所属

肩・肘関節疾患について

これまで、数多くの肩・肘関節の症状でお困りの患者様を診療してまいりましたが、より多くの地域の皆様に、この専門的な医療を知っていただきたいと考えております。
肩の痛みや、腕が上がらないといった症状は、年齢とともによく見られるものですが、四十肩・五十肩と自己判断してしまい、適切な治療を受けずにあきらめている方も多くいらっしゃいます。しかし、これらの症状の背景には、肩腱板断裂や頚椎疾患などの隠れた病気が潜んでいる場合があり、専門的な治療によって症状の改善が可能です。
当院では、MRIなどの精密検査を早期に実施し、正確な診断と原因の究明に努めます。また、保存療法を希望される患者様には、肩・肘の専門的なリハビリを行う経験豊富なスタッフが対応し、チーム医療による最適な治療を提供いたします。
保存療法で十分な改善が得られない場合や、専門的な診断の結果、手術が必要と判断された場合には、関節鏡を用いた低侵襲手術をはじめとする各種手術治療を行っております。当院では年間100例以上の関節鏡下手術を実施しており、患者様にとって負担の少ない最適な手術を提供できるよう努めています。また、粉砕の強い上腕骨近位端骨折(脱臼骨折を含め)や、関節鏡手術での修復が困難な肩腱断裂の患者様に対しては、リバース型人工肩関節置換術を行っております。
術後のリハビリについても、当院のリハビリチームが徹底的にフォローし、患者様が十分に満足できるまでサポートいたします。
また、過去に肩や肘の治療を受けたものの、「これ以上良くならない」とあきらめている患者様も多くいらっしゃいます。しかし、近年の医療技術は飛躍的に進歩しており、さまざまな再建手術(サルベージ手術)が可能となっています。手外科専門医としての知識と技術を生かし、より良い治療法を提案できる可能性がありますので、ぜひ一度ご相談ください。肩や肘の痛み、可動域の制限などでお悩みの方は、どうぞ当院にお越しください。私は医師になった当初から、「患者様を自分の家族のように診る」
ことを信念として診療を続けてまいりました。皆様に安心して治療を受けていただけるよう、誠心誠意、診療にあたらせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

MENU